麻雀幕間3 場末の雀荘2
2話目です。1話目はこちら
？ゲーム目
起親スタート
このゲームは好調で倍満和了（4000オール）から始まる
その後も満貫クラスの点数を和了
なんと、東１局で対面の中年を飛ばしてトップ終了
そして、あからさまに機嫌が悪くなるスキンヘッド
当然である
なにもしていない（抜け番）にも関わらずゲーム終了
払いは2600Ｐほどであっただろうか
新聞を読んでいただけで、見知らぬ若造に払わなければならないのである
この段階からスキンヘッドの強打が強みを増していく
強打で有名なＭプロをご存知だろうか？
Ｍプロの強打なんて、スキンヘッドに比べれば足元にも及ばない
なにせ牌が砕けるのではないかと思うくらいの勢いだ
さらに、危険牌を通す時だけではなく、通常時から強打
風貌とも相まって強打される度、恐怖心が増していく
その中トップ目で迎えたオーラス ドラ
2着目のスキンヘッドとは2000点差であった
スキンヘッドは早々にオタ風のを仕掛ける
そして続くツモ切り・・・
降りる訳にはいかない
スキンヘッド「お、それや！」
私の切ったに「それ」の発声
ゲーム終了である
ポン
スキンヘッド「2300や！」
はぁ！！！！？？？？
さすがに聞かなくてはならない
恐怖心を抑えながら、私は聞いた
「あの、役は・・・？」
スキンヘッド「一盃口やろ、見て分からんのか！？」
このくらいでは席を立たない（立てない）
ゲームはまだ続く
（つづく）
